小学生でムダ毛処理は早い?みんながはじめた時期は?どんな方法でやってた?誰に教えてもらった?…などなど。
そんなムダ毛の疑問についてまとめました。
気になっていた方、よろしければ参考にしてください。

小学生はムダ毛処理 どうしてる?
小・中学生の女子のほとんどがムダ毛処理に興味あり
女の子のムダ毛意識はかなり早く、小・中学生のほとんどの女子が自己処理に興味を持ちます。(貝印株式会社調べ)

日本では、社会全体でムダ毛への印象も悪く、若い世代でもその価値観は共有されています。
【日本でのムダ毛マインド】
- 無毛なツルスベ肌=美しい
- ムダ毛=だらしない・不衛生
女子の76.3%以上は小学高学年・中1からムダ毛処理をはじめる
女子がムダ毛処理をはじめる時期は 小学生高学年 が最も多く、中学1年までには76.3%以上の子がムダ毛処理経験者です(貝印株式会社調べ)。
毛の濃さには個人差があるものの、綺麗に見えるあの子も含め、小・中学生のほとんどの女子が自己処理していると思ってよいです。

女子は11歳ころから思春期・性徴期に差し掛かります。
体毛が目立ち始めるのもそのころなので、小学校高学年からムダ毛処理をはじめるのは自然な流れと言えます。
ちなみに、男子の性徴期は13歳ころなので中学2年生くらい。ただ、心の成長が緩やかなので、女子と違って高校生になるまで気にしない子もちらほらいます。
ムダ毛処理の開始時期は性徴期と同時期。
- 女子:11歳ころ。
- 男子:13歳ころ。
ムダ毛を気にするきっかけは学校での体育・プール授業
ムダ毛が気になるのは、肌の露出が増える夏の時期。
中でも最も多いのが “肌露の大きい服を着た時”で、次点が学校でのプール授業。

気になる部位の上位は 腕・ひざ下 で、服で隠れる部位への注意は薄め。小・中学生らしいけど、とっても合理的&正直なのが特徴。

ムダ毛の相談相手は親が多い
ムダ毛の悩みを最初に相談するのは親が多く、全体の約半数。
残りは誰にも相談できず、ネットやSNSなどを使って自分で情報収集するパターンが多いのが特徴ですね。
でも、ムダ毛の悩みは親だって辿った道。
処理の知識やツールの相談も含め、親ほど強力なアドバイス&サポートが期待できる人はいません。

小・中学生で最も使われる処理方法はカミソリ
女子のムダ毛処理で最も使われるツールは、コスパに優れたカミソリです。

カミソリのメリットは次の通り。
【カミソリのメリット】
- 安い。
- どこでも買える。
- 一瞬で綺麗になる。
小学生の毛を薄くするおすすめの方法
小学生・中学生の肌はとっても健康的ですが、皮膚が薄くてデリケートなのが特徴。
小学生の肌は、肌の表面を削り取りやすいカミソリ以外の方法で処理するのがおすすめです。
【小学生のムダ毛処理のポイント】
- できるだけカミソリは使わない。
- 処理した後は保湿クリームを塗る。
おすすめのムダ毛処理1. 除毛クリーム
小・中学生におすすめなムダ毛処理の方法は、刺激の少ない除毛クリームです。
除毛クリームに含まれる”たんぱく質を溶かす有効成分“に警戒する人もいますが、近年の除毛クリームはカミソリより肌ダメージは小さいです。
【チルリチン酸ジカリウムについて】
チルリチン酸ジカリウムは除毛クリームやパーマ剤などに含まれる有効成分で、タンパク質の結合を壊して毛を溶か作用があります。
毛も皮膚もたんぱく質で出来ているので心配する方も多いですが、毛と皮膚とではケラチン構造が少し違うため、放置時間を守れば肌へのダメージは極めて軽微です。
- 毛:硬ケラチン
- 皮膚:軟ケラチン
除毛クリームで処理した毛はカミソリと違って毛先が丸くなるため、毛先がチクチクしないのもおすすめなポイント。

カミソリは購入価格こそ安いものの、小まめに替刃を交換する必要がある・シェービングクリームが必要・肌荒れリスクがある・シミそばかすになりやすくなります。
あとあとのことを考えると、できるだけ使用は控えるのがおすすめです。
おすすめのムダ毛処理2. 電気シェーバー
除毛クリームの次のおすすめなのは電気シェーバーです。
電気シェーバーはカミソリと同じようにカット面がチクチクし易いデメリットはあるものの、肌への攻撃性が低く・使い勝手の良さはずば抜けて優秀です。
防水タイプなら家族とも衛生的にシェアできるので、家族単位のコスパも良いです。
【電気シェーバーのメリット】
- 乾いた肌・毛でもカットできる。
- 肌を傷つけにくい。
- 防水タイプは水洗いができて衛生的に使える。
- 家族ともシェアできる。
小学生のムダ毛処理で注意したいこと
カミソリは、一見扱いやすくて便利なツールですが、肌へのダメージが最も強い諸刃の刃物。
特にデリケートな女性や子供の肌には、あまり使ってほしくないツールです。
カミソリのデメリット1. 肌を傷つけやすい
所詮カミソリは刃物の一種です。
肌を傷つけないよう進化した作りになってはいますが、毛と一緒に肌の表面も削りとるため、肌を傷つけるリスクがとても高いのが特徴です。
カミソリのデメリット2. 摩耗が激しい
カミソリの刃は恐ろしく薄く出来ていて、1~2週間程度かけて徐々に切れ味が落ちていきます。
切れ味が落ちると、力を入れて肌に押し付けたり何度も同じ肌を擦るシーンが増え、肌を傷つけるようになります。
ただ、劣化は少しずつおこるので力が入ってることに気づきにくく、長期間使い続けていることも珍しくありません。
ときどき「数か月同じカミソリを使ってるよ」なんて人もいますが、肌への刺激は相当強くなっているので、2週間をめどに小まめに交換するのがベターです。
カミソリのデメリット3. 衛生的に長期間の利用ができない
カミソリは毛と一緒に皮脂も削りとるため、カナリ汚れます。
安全機構があるので、刃物部分を洗うことも出来ません。
お風呂場にカミソリを置く方もいますが、そもそもお風呂場は雑菌の多い空間。一晩で雑菌だらけになります。
水に濡れるので錆びますし、肌にあてる刃物としては、衛生的に使える期間はほんのわずかです。
カミソリのデメリット4. すぐに生える
カミソリで処理できるのは皮膚上に生えた部分だけ。
なので、翌日には既に短い毛が見えることもあります。
処理したからと言って毛が太くなることはありませんが、カットした断面は毛の直径より大きくなるため、太くなったように見えます。
カミソリのデメリット5. チクチクする
カミソリでカットした毛は鋭利で、毛先が皮膚に触れるとチクチクとした刺激になります。
とがった毛は、肌を触ったときの手触りが良くない上に、カミソリダメージで敏感になった肌を刺激し易く、痒くなったり肌荒れを酷くする原因になります。
カミソリを使うときの注意点
手持ちに適当なツールがカミソリしかない時は、次の点に注意して使ってください。
【カミソリを使うポイント】
- 毛の流れに沿って剃る“順剃り”を基本にする。
- 剃る前に毛を濡らす。
- シェービングクリームを使う。
- 処理後は保湿クリームを塗る。
- 替刃は2週間を目安に取り替える。

小学生のムダ毛処理 Q&A
脱毛をすること自体に年齢制限はありませんが、成長期が終わってから脱毛をはじめるのがおすすめです。
【成長期が終わってないうちに脱毛するデメリット】
- 成長によって体質が変わるとまた生えることがある。
- 成長に伴って体質が変わり、体毛が目立たなくなることがある。
- 肌がデリケートで傷つきやすい。
小学生でも脱毛すれば効果は出ます。
でも、身体が成長する前に脱毛をしても無駄になる可能性もあるので、少し待ったほうが合理的というコト。
時間・お金、場合によっては痛みも伴うことなので、成長期が終わるまでは脱毛を控えるのがベターです。

ムダ毛を処理しても濃くなったり増えたりはしません。
もし太く・濃くなったように見えるときは、カットした毛の断面積が広くなることで濃くなったように見えるだけです。
気になる方は、断面が丸くなる除毛クリームを使うのがおすすめです。
カミソリのシェアは感染症のリスクが高く、絶対にNGです。
友達はもちろん、家族間でもシェアはNGです。
ムダ毛処理したい小学生のおすすめ まとめ
女子がムダ毛を気にする時期・処理を開始する時期は、思春期に差し掛かる小学校高学年くらいからです。
【思春期が始まる年齢(目安)】
- 女子:11歳ころ。
- 男子:13歳ころ。
この頃はホルモンバランスが大きく変化する時期で、体毛も濃く・太く・量も増え、身体のあちこちの毛が目立つようになります。
精神的な成長も加わって、毛の生えた肌が恥ずかしさを強く感じるようになります。
ちなみに、体毛の変化は年頃になると誰にでもおこることで、ムダ毛が目立ってくること自体はごく普通のこと。
中1までには70%以上の子が自己処理を覚えるほど当たり前のことですから、ムダ毛を処理すること自体を恥ずかしく思う必要は全くありません。
脱毛処理の方法について悩んでいるときは、まずは親に相談するのがおすすめです。
小・中学生の処理方法で最もポピュラーなのは、価格・入手が手軽なカミソリです。
でも、可能ならコスパ・肌ダメージの低さから 除毛クリーム か 電気シェーバー を使うのがおすすめです。
【子供におすすめの除毛ツール・ランキング】
- 除毛クリーム
- 電気シェーバー
- 電気シェーバー+脱毛器
あと、ムダ毛処理は一生続くエチケットで正直カナリ面倒です。
初潮が終わって、体毛・成長も落ち着いてきたら家庭用脱毛器で脱毛してしまうのがおススメです。


