ピルで胸が大きくなるのは副作用！？低用量の豊胸・効果

ピルで胸が大きくなる理由・メリット・副作用について紹介します。

興味のある方、よろしければ参考にしてください。

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Contents

ピルは副作用で胸が大きくなる
ピルのバストアップのメリット
ピルのデメリット
ピルの種類
ピルの費用
ピルで胸が大きくなるまとめ

ピルは副作用で胸が大きくなる

胸元を押さえる女性と自分の手

ピルの効果

ピルの薬品上の用途・効果は次の通りです。

【ピルの効果・効用】

経口避妊薬。

◎ピルの副効用

生理予定日のコントロール。
月経痛の改善。
子宮内膜症の予防と改善。
月経前症状（ＰＭＳ）の軽減。
にきび、多毛などの改善。

上記でわかるとおり、豊胸はピルの本来の用途ではありません。

胸の発育プロセスに必要な成分がピルに含まれているだけで、「ピル＝豊胸薬ではない」ことは押さえておきたいポイントです。

ジーナ

ピルで胸が大きくなるのは、あくまでも「副次的な効果＝副作用」でしかない。

ピルで胸が大きくなるメカニズム

ピルは豊胸薬ではないものの「ピルを飲んだら胸が大きくなった！」というのはプラシーボや都市伝説ではなく、ピルの特性上おこり起こり得ることです。

女性の胸は、次の2STEPを経ることで育つからです。

【女性の胸の成長プロセス】

乳房内の乳腺が発達する。
発達した乳腺の周りに脂肪がついて大きくなる。

胸成長の大元である乳腺を育てるきっかけになる成分こそが、ピルに処方されているエストロゲン（卵胞ホルモン）・プロゲステロン（黄体ホルモン）といった女性ホルモン。

ピルを適量服用することで女性ホルモンのバランスを整える効果があり、排卵や生理、バストの発育にも影響を与えます。

ピルによって妊娠時と同じような変化が身体に起こるため、乳腺の発達⇒胸の発育といった変化の可能性は充分にあります。

ジーナ

ピルの成分はほぼ女性ホルモンで胸の発育成分そのもの。ピルを飲むと胸が大きくなる可能性は充分にある。

【ピルの主成分】

エストロゲン（卵胞ホルモン）
プロゲステロン（黄体ホルモン）

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どのくらいの期間で大きくなる？

ピルによる効果は数日～数週間で現れはじめ、副作用も落ち着いて安定的に効果が出てくるのは2～3ヵ月くらいと言われています。

豊胸効果が見られる場合も、同じくらいの期間を目安にすると良いです。

ちなみに、ピルで胸が大きくなる可能性はあるものの、確率的にはそれほど高くないとも言われています。

理由は成分の量ですね。

ほとんどの人が利用するのは、副作用の少ない低用量ピル。

低用量ピルでも効く人にはテキメンだと思いますが、一般的には良くても1.4％程度と言われています。

【飲むのを止めたら大きくなった胸はどうなる？】

ピルで大きくなった胸は、飲むのを止めたら徐々に元通りになります。
妊娠後に胸が元に戻るのと同じ原理です。

ジーナ

成功率は高くないので、豊胸のためだけにピルを飲むのはおすすめしない。

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ピルのバストアップのメリット

人_お腹を押さえる女性の画像

バストアップだけじゃないピルのメリット

ピルは副作用リスクはあるものの、避妊・胸を大きくする以外のメリットも大きい薬です。

特に生理に悩む方、乳がんリスクのある方にはおすすめです。

乳がん・子宮がんのリスクが減る。
生理の悩みが軽減する。
肌荒れ。

【がんリスク軽減の副効用】

・卵巣癌の発生の減少
・子宮体癌の発生の減少
・骨盤内感染症の発生の減少
・良性乳房疾患の発生の減少

参考：厚労省 OCの有効性についてのとりまとめ

生理の悩みは 痛み・頭痛・倦怠感・腹痛・出血量過多 などですね。

コレらが嘘みたいに軽くなるのはピルのメリットです。

ジーナ

生理悩みの対策としてピルを飲むのはおすすめ。

ピルのデメリット

ブラを付けて椅子にもたれかかる女性

一般的なピルの副作用

ピルの副作用は主に5つです。

【ピルの副作用】

吐き気・嘔吐。
倦怠感。
頭痛。
不正出血。
血栓ができやすくなる。

ほとんどの症状は2～3ヵ月程度続けることで身体が慣れてきますが、血栓症リスクだけは服用を続けても付いて回るので要注意です。

また、副作用の強さには個人差があり、強めに副作用が出る場合もあります。

【血栓症リスク】

ピルの成分：エストロゲンには、血液を固まりやすくする作用があります。

そのため、以下方は利用できません。

血栓性静脈炎にかかったことのある方。
肺塞栓症にかかったことのある方。
脳血管障害にかかったことのある方。
冠動脈疾患にかかったことのある方。
手術後の方。
出産後の方。
長期安静の方。

ピル太りと特徴

ピルの副作用として気になるのが太ること。

実際には「ピルの副作用に体重増加はない」というのが医学的な結論で、太ったように感じるのは 一時的な浮腫み が原因とされています。

【低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン（医師向け資料）】

OCと体重増加との間の因果関係は立証されなかった。

引用：低用量経口避妊薬（ＯＣ）の医師向け情報提供資料

もう少し補足すると、ピルに含まれるエストロゲンには保水作用があって、一時的な浮腫みが発生する可能性は十分にあります。

ただ、浮腫みについては一時的なものなので、飲み続けると1～2ヶ月で解消するのが一般的です。

【浮腫みの特徴】

体重は変わらないのにふっくらして見える。
飲み続けると1～2ヶ月で自然と解消する。

ピルの種類

いくつかの錠剤

ピルは1錠の中に含まれるエストレゲンの量によって、超低用量、低用量、中用量、高用量に分類されます。

【分類と1錠あたりのエストロゲンの量】

超低用量：～30μｇ（ヤーズ、ルナベルＵＬＤは20μｇ）
低用量：30μｇ～35μｇ
中用量：50μｇ
高用量：50μｇ～

低用量ピルの種類

低用量ピルにはいくつかの種類があり、それぞれにホルモンの種類や特徴が異ります。

人気なのは、生理悩みで保険適用になる3種類と、安価×ニキビ悩みにも利用されるファボワールですね。

【低用量ピルの種類と特徴】

薬名	世代	保険適用	特徴
シンフェーズ	第1	×	1錠目が日曜日から開始することで、生理が週末にならない。
フリウェル	第1	×	製造会社が違うだけで成分は同じ。 28日周期。最もエストロゲン総容量が少なく、血栓症リスクが低い。
ルナベル	第1	◎（月経困難症）
トリキュラー	第2	×	週によってエストロゲンの配合を変えることで、第1世代より1周期中のエストロゲン総量を軽減に成功した3相性方式。不正出血率も低下した。
ラベルフィーユ	第2	×	トリキュラーのジェネリック。
ジェミーナ	第2	◎（生理痛改善）	トリキュラーと違って、エストロゲンが均一。
マーベロン	第3	×	ニキビに悩む女性に人気。
ファボワール	第3	×	マーベロンのジェネリック。
ヤーズ	第4	◎（月経困難症）	抗ミネラルコルチコイド作用があり、浮腫みにくい。休薬期間が最も短く、下腹部痛・頭痛の軽減に有益。