首・肩こりさんにも大人気!柔らかい寝心地の マニフレックス と テンピュール を、いろんな視点とスペックで比較しました。

いずれかで比較・検討されている方、よろしければお役立てください。
- マニフレックス テンピュール 枕|価格 比較
- マニフレックス テンピュール 枕|素材 比較
- マニフレックス テンピュール 枕|硬さと構造 比較
- マニフレックス テンピュール 枕|反発性 比較
- マニフレックス テンピュール 枕|通気性 比較
- マニフレックス テンピュール 枕|高さ 比較
- マニフレックス テンピュール 枕|耐久性 比較
- マニフレックス テンピュール 枕|保証・お試し 比較
- マニフレックス テンピュール 枕|効果 比較
- マニフレックス テンピュール 枕|お手入れ 比較
- マニフレックス テンピュール 枕|マニフレックス枕の特徴
- マニフレックス テンピュール 枕|テンピュール枕の特徴
- マニフレックス テンピュール 枕|まとめ
マニフレックス テンピュール 枕|価格 比較

価格の比較
マニフレックス ピローグランデとテンピュール オリジナルネックピローの価格 比較・一覧は次の通りです。
【価格(税込)】
マニフレックス ピローグランデ | テンピュール オリジナルネックピロー |
18,783円 | JR:11,000円 XS:13860円 S:16,500円 M:17,600円 L:18,700円 |
割と似た価格帯ですが、枕の素材や特性が違うので、価格以外のトコロをきちんと見極めるのがポイントです。
購入できるショップ&最安値ショップは次の通りです。
【購入できるショップ&最安値ショップ 一覧】
公式ストア | AMAZON | 楽天 | PayPay | 店舗 | |
マニフレックス | ● | ● | ● | ● | ● |
テンピュール | ● | ● | ● | ● | ● |
最安値やセールについて
マニフレックスとテンピュールは、ショップによる値崩れ・ディスカウントがほとんどありません。
そのため、ロング保証が確実に付く公式ストアか直営ショップからの購入が安心&おすすめです。
また、公式・直営店では時々セールも行っているので、最安値になってる場合も多いです。
マニフレックス テンピュール 枕|素材 比較

芯素材の比較
マニフレックス枕とテンピュール枕の芯素材 比較・一覧は次の通りです。
【芯材の素材】
マニフレックス 枕 | テンピュール枕 |
高反発ウレタン(エリオセルMF) | 低反発ウレタン(テンピュールフォーム) |
同じウレタンを芯材に使っていますが、ウレタンの特徴や構造に大きな違いがあります。
【低反発ウレタンの違い】
マニフレックスのウレタン | テンピュールのウレタン | |
ゾーニング | エアホール加工 | × |
感温性 | 変化が少ない | 変化が大きい |
反発性能 | 高反発 | 低反発 |
【感温性とは】
感温性とは、外気によって硬さが変わるウレタンの特性です。
特に低反発ウレタンは感温性が高く、夏場は柔らかくなり、冬場は硬くなります。
マニフレックスのウレタン(エリオセル)は、感温性が低い特殊なウレタンで、外気による性能変化を起こしにくいのが特徴です。
\エリオセルの感温性実験/
マニフレックス テンピュール 枕|硬さと構造 比較

硬さの比較
マニフレックス枕とテンピュール枕の硬さ 比較・一覧は次の通りです。
【硬さ 比較】
マニフレックス枕 | テンピュール枕 | |
硬さ | 柔らかめ(70N) | かため |
構造 | 1層 | 1層 |
ゾーニング | エアホール | × |
マニフレックス枕のかたさは、70Nなのでかなり柔らかいです。
テンピュール枕はN値(ウレタンの硬さの指標)非公開なので、詳しい客観的比較は出来ませんが、メーカー規格では、ごく一部*の製品を除いて「かため」となっています。
*:オンブラシオピロー・ソナタピローはやわらかめ。
ちなみに、口コミ・わたしの体感的にもマニフレックス枕の方がやや柔らかめな印象です。
JIS規格のN(ニュートン)値と硬度の定義は次の通りです。
【硬さのスペックとN値 対照表】
区分 | 用語(表示名) |
110ニュートン以上 | かため |
75ニュートン以上110ニュートン未満 | ふつう |
75ニュートン未満 | やわらかめ |
データソース:消費者庁HP
マニフレックス テンピュール 枕|反発性 比較

高反発・低反発の比較
マニフレックス枕とテンピュール枕の反発弾性は次の通りです。
- マニフレックス枕:高反発。
- テンピュール枕:低反発。
◎高反発枕のメリット

- 寝返りが打ちやすい。
- 湿気が籠りにくく、通気を確保しやすい。
- サポート力に優れ、底付きし難い。
◎低反発枕のメリット

- 触感や寝心地が気持ちいい。
- 身体の形・体重・体温に合わせて沈み込むので、頸椎高さに神経質にならなくてもいい。
- 面で支えるからうっ血しにくい。
どちらもデメリットを補う特殊なウレタンを使っているので、高・低反発のよいところのみが際立つ、性能バランスの良い枕に仕上がっています。
- マニフレックス枕:高反発ウレタンにも関わらず 低反発のように柔らかく、寝心地と体圧分散性にも優れる。
- テンピュール枕:低反発ウレタンにも関わらず ウレタンに通気性があるため、密着しても蒸れにくい。
マニフレックス テンピュール 枕|通気性 比較

通気性の比較
マニフレックス枕・テンピュール枕の通気性 比較・一覧は次の通りです。
【通気性】
マニフレックス枕 | テンピュール枕 |
◎ | 〇 |
クローズセルウレタン+エアホール | クローズセルウレタン |
どちらも、オープンセル構造のウレタンを使用しているので通気性は抜群です。
なお、マニフレックス枕にはエアホールも施されているので、通気性能は格段に良いです。
\マニフレックス ピローグランデ:500以上のエアホールで通気性抜群/

一般的なウレタンフォーム(下図左)の内部にはたくさんの気泡がありますが、各気泡は密閉成型されているため通気性は皆無です。
対して、オープンセル(下図右)には、気泡間に無数の通気孔があるため、ウレタン内部を空気が通過できます。

【枕の通気性について】
- 通気性には、寝ている間の体温や湿度を調整する役割があり、睡眠の質と眠りの維持に欠かすことができません。
- 特に深部体温を下げる働きと効果は大きく、寝入りまでのスピードにも影響します。
- また、ダニ・カビの発生リスクを減らし、枕自体の耐久性を伸ばしてくれます。
マニフレックス テンピュール 枕|高さ 比較

高さの比較
マニフレックス ピローグランデとセブンスピローの高さ 比較・一覧は次の通りです。
【高さ】
マニフレックス ピローグランデ | テンピュール オリジナルネックピロー | |
高さ | 12cm | 7cm/8cm/10cm/11.5cm |
高さ調整機能 | × | × |
枕高さは、各人の頸椎までの高さを参考に選びます。
- マニフレックス ピローグランデ
オーソドックスな幅広スクエアタイプで、高さラインナップも1つのみ。肩を乗せるように使うピローなので、枕高さは自動で最適化。幅広い体格の頭と頸椎を自然にサポートします。 - テンピュール
高さ調整機能はなく、4~5つの枕高さから、自分の頸椎高さ(頸椎高さ+2~3cm)に合いそうなものを選びます。結構沈み込むので、迷った時は1段高めでも良いカナと思います。
枕のカタチに関わらず、枕高の測り方は同じです。
【枕高さの算出方法】
- 枕の高さ=❶背中から頸椎までの距離+❷頭を乗せた時に沈み込む深さ
具体的な計測方法は次の通りです。
❶ 背中から頸椎まで
頸椎の距離は、肩甲骨の凸部分から頸椎の一番くぼんだ所までの距離を測ります。

ただし、頸椎~背中の計測は、専用の器具がない限り、2人掛りでチェックしても、緻密に値を算出するのは難しいです。
【頸椎までの距離(日本人平均)】
- 男性:5cm~6cm
- 女性:3cm~4cm
❷ 枕の沈み込む深さ
頭を乗せた時の、沈み込む深さ分の厚み を枕の高さに加えます。

枕には様々なカタチがありますが、一番膨らんだところの沈み込む深さを、枕高にプラスします。

頸椎までの高さを正確に把握できても、枕の柔らかさは把握しようがありません。
よって、結局はメーカー推奨の低め・ふつう・高めのいずれかを基準に選ぶことになります。
マニフレックス テンピュール 枕|耐久性 比較

耐久性の比較
マニフレックス枕・テンピュール枕の耐久性 比較・一覧は次の通りです。
【ウレタン密度】
マニフレックス | テンピュール オリジナルネックピロー |
75D | 非公開 |
ウレタンの耐久性は、ウレタン密度(D)の値で予測できます。
【D値とマットレスの耐久性目安】
- 25D~30D:やや不安は残るものの、寝具としての1日の使用にも耐えうる密度がここ。数値が低いほど耐久年数は下がり、3年持てばよい方と言える。
- 30D~40D:寝具はこのスペック以上が理想。一日の使用でヘタることはほぼなく、経年変化にもとても強い。普通に使うなら、5年以上もつことも珍しくない。
マニフレックス枕は75Dなので、5年~8年ほどは持ちそうなスペックです。
対して、テンピュール枕は密度情報非公開なので、耐久年は予測するしかありません。
なお、素材スペック以外で耐久性をはかるには、メーカー保証・交換目安・耐久性試験の情報を参考にします。
◎テンピュール枕の耐久年について

以下の情報から、テンピュール枕は3年~5年程度の耐久性と評価します。
【テンピュール枕 耐久性評価】
- メーカー保証:3年
- 耐久試験:nodata
ちなみに、枕は劣化に気づきにくいアイテムですが、経年劣化で確実にコシが無くなり、寝つきや熟睡感が下がってきます。見た目的に綺麗でも、3年程度でコンスタントに交換するのがおすすめです。
マニフレックス テンピュール 枕|保証・お試し 比較

メーカー保証やお試しの有無について
マニフレックス枕とテンピュール枕の保証 比較・一覧は次の通りです。
【保証】
種類 | マニフレックス枕 | テンピュール枕 |
メーカー保証 | 3年間 | 3年間 |
お試し | × | × |
保証には2つの種類があります。
【2つの保証タイプ】
- メーカー保証:◎年以内にヘタリが見られた場合には、無償で交換対応に応じる保証。
- お試し保証:◎◎日間以内なら、使っていても返品・返金してくれる保証。
メーカー保証があるものほど製品の信頼度は高く、長いものほど耐久性が良いです。
マニフレックス テンピュール 枕|効果 比較

枕は、寝つきのスピードを速くしたり、途中覚醒を防いで睡眠をサポートするアイテムです。
特に重要なのが 寝つきの早さと途中覚醒(のしにくさ)の評価で、この2点が高い枕は睡眠の質を高めるサポート力が高く、特におすすめです。
【効果 比較・一覧】
効果の種類 | マニフレックス | テンピュール オリジナルネックピロー |
寝つきの良さ | 〇 | 〇 |
途中覚醒しにくい | 〇 | 〇 |
首・肩こり軽減 | ◎ | ◎ |
疲労回復 | 〇 | 〇 |
いびき | △ | △ |
※表評価について:口コミの数・素材・使用した体感の総合評価です。
※:「-」はデータや実感がないもので「効果なし」評価ではありません。
寝つき評価を同点の「〇」にしていますが、通気性に優れるぶん、寝つきの良さはマニフレックスの方がわずかに評価高めです。
マニフレックス テンピュール 枕|お手入れ 比較

マニフレックス枕もテンピュール枕も、基本的なお手入れは 室内干し と カバーの洗濯 です。
◎枕の室内干し
室内干しといっても特別なことは不要で、普段から枕に掛け布団や毛布が乗らないようにするだけで充分です。
\枕の上には何も乗せない・被せない/

しっかり通気させたいときは、枕ハンガーを使って直射日光が当たらない場所に吊るし干しします。
枕を天日干ししてよいかどうかは、枕に使われている素材に依ります。
天日干しに向く素材 | 天日干しが向かない素材 |
ポリエステル、コルマビーズやミニボール、そばがら、パイプ | 低反発ウレタン、羽、ビーズ、スノー低反発 |
基本的に、寝具は天日干しに向かない素材を使っていることが多く、よくわからないとき天日干ししない方が無難です。
ちなみに、天日干しするなら、形が崩れないように枕ハンガーを使うのがおすすめです。
【向かない素材を天日干しするとどうなる?】
天日干しが苦手な素材というのは、熱や紫外線に弱い性質があります。
- 紫外線によるダメージ:低反発ウレタンなどが顕著で、反発力が弱まってふにゃふにゃになったり、結合がもろくなってボロボロになります。
- 熱によるダメージ:変形や劣化を早めます。
◎カバーの洗濯頻度
枕は、顔の皮脂や髪の毛が長時間触れるので、けっこう汚れます。
カバーは、最低でも1週間に1度洗濯するのがおすすめです。
\普段から枕パッドを使ってれば、着脱&洗濯も楽ちん/
【枕本体のお手入れ方法 比較】
種類 | マニフレックス 枕 | テンピュール 枕 |
本体の素材 | 高反発ウレタン | 低反発ウレタン |
水洗い | × | × |
天日干し | × | × |
マニフレックス テンピュール 枕|マニフレックス枕の特徴

マニフレックス枕の特徴
マニフレックス枕は、エリオセルMFをふんだんに使った高品質×高反発枕。
【エリオセルMFとは】
エリオセルMFとは、マニフレックスの独自開発したウレタンフォーム。
温度変化に強く、通気性・柔軟性・反発弾性を合わせ持ち、非常に柔らかいのが特徴です。
ほとんどのモデルにエアホール加工*が施され、抜群の通気性ともっちりとした弾力、柔らかを兼ね備えているのが特徴です。
*:エア・トスカーナを除く

【マニフレックス枕 仕様】
- 価格(定価):8,690円~20,900円
- 芯素材:高反発ウレタン(エリオセルMF)
- 構造:1層
- 高さ調整:×
- 奥行き×幅(cm):26cm×50cm~45cm×70cm
- 高さ:5cm~14cm
- 反発性:高反発
- 硬さ:非常に柔らかい
- 通気性:〇
- 耐久性(密度):75D
- メーカー保証:3年
- お試し:×
マニフレックス テンピュール 枕|テンピュール枕の特徴

テンピュール枕の特徴
低反発ブランド の世界的なパイオニア テンピュール。実は、NASAが唯一認めた高品質低反発ウレタンを使用しています。

高品質な低反発ウレタンが頭のカタチと重さに応じて形を変え、最適な高さを自動でサポートするのが特徴。
頭・肩の負担を減らし、長時間の睡眠を助けます。
また、過剰な寝返りを抑制することで、途中覚醒しにくい睡眠をサポートします。
仰向け・横向き寝・仮眠用など、色んな寝姿勢に対応するラインナップも豊富で、寝姿勢にこだわりがある方にも人気が高いブランドです。
【テンピュール枕 仕様】
- 価格(定価):13,200円~37,400円
- 芯素材:低反発ウレタン
- 構造:1層
- 高さ調整:×
- 奥行き×幅(cm):31cm×50cm~50cm×70cm 全11ラインナップ
- 高さ:7cm/8cm/10cm/11.5cm
- 反発性:低反発
- 硬さ:非常に柔らかい
- 通気性:〇
- 耐久性(密度):非公表
- 保証:3年間
- お試し:×
マニフレックス テンピュール 枕|まとめ

マニフレックス枕とテンピュール枕の主な違いは3つです。
- 通気性能
・マニフレックス枕:オープンセル+エアホールで抜群の通気性。
・テンピュール枕:オープンセルのみで、ほどほどの通気性。 - かたさ
・マニフレックス:柔らかめ。
・テンピュール:かため。 - 感音性
・マニフレックス:外気温の影響を受けにくい。
・テンピュール:夏は柔らかく、冬は硬い。
結果として、「寝つきの早さ」・「途中覚醒のしにくさ」といった枕の性能は、マニフレックスの方が優れます。
対して、頸椎を持ち上げるタイプが好きな方、柔らかすぎない枕が好きな方には、テンピュールがおすすめですね。
マニフレックス ピローグランデとテンピュール オリジナルネックピローの仕様・性能の比較一覧は次の通りです。
【マニフレックス ピローグランデ・テンピュール オリジナルネックピロー 仕様・性能 比較】
要素 | マニフレックス ピローグランデ | テンピュール オリジナルネックピロー |
価格(税込) | 18,783円 | JR:11,000円 XS:13860円 S:16,500円 M:17,600円 L:18,700円 |
芯素材 | 高反発ウレタン | 低反発ウレタン |
構造 | 1層 | 1層 |
高さ調整 | × | × |
奥行き×幅 | 45cm×70cm | 31cm×50cm |
高さ | 12cm | 7cm/8cm/10cm/11.5cm |
硬さ | 非常に柔らかい | 非常に柔らかい |
密度 | 75D | 非公開 |
メーカー保証 | 3年 | 3年 |
お試し | × | × |
この2つで本気で迷った時は、通気性の良いマニフレックスの方がおすすめです。