- 脱毛後に残った毛の正体や治し方は?
- 脱毛器に毛穴を目立ちにくくする効果はあるの?
- 美肌とはどんな関係が?
脱毛器にまつわる、そんな疑問を紐解いていきます。
脱毛器の毛穴効果について、興味・疑問をお持ちの方、よろしければ参考にしてください。
脱毛後に毛穴に残った毛
脱毛後に毛穴に残った毛の治し方
脱毛後に、毛穴に黒いモノがポツポツと残っている場合、考えられる原因は次の2つです。
- 毛根の壊れた毛が排出しきれずに皮膚の中に残っている。
- 毛穴汚れ。
どちらも特別な対応は不要で、普通のスキンケアをしていると1ヶ月程度で自然と排出されます。
爪などで押し出したりしてしまうと、肌を傷つけたり雑菌が入って肌トラブルになる場合があるのでやめましょう。
脱毛直後の赤い毛穴
脱毛直後は、小さく赤い斑点が残ることがあります。
これは、毛が熱を持ったために毛の周辺が赤くなっているだけで数分で消えます。
痛みがあるとき・数分しても消えないときは、軽いやけどを起こしているので、すぐに充分冷やします。
毛穴が赤くなる程度なら、その後充分な保湿をすれば特にトラブルになることはまずないです。
全体が赤くなったり痛みが続くようだとやけどの可能性があるので、適宜皮膚科を受診しましょう。
【脱毛後の赤い斑点】
- 脱毛直後の毛穴周辺のほてりで、正常な反応。
- 通常は数分で消える。
ブツブツ毛穴の原因と治し方
鳥肌の様にブツブツした毛穴の盛り上がりは毛嚢炎か肌荒れです。
脱毛よりもカミソリなどでムダ毛処理した場合に起こりやすいです。
原因1. 毛嚢炎と治し方
脱毛処理をすると、処理したエリアにニキビによく似た毛嚢炎という炎症を起こすことがあります。
脱毛器の中でもレーザーなどの高出力で照射した場合に、発生リスクが高まるとされています。
【毛嚢炎とは?】
- 見た目:軽度の場合は白ニキビ・赤ニキビと同じ見た目。
- かゆみ・痛み:痛みはなく、ニキビのような硬い芯もない。
- 治療:軽度の場合は自然治癒に任せる。痛みを伴うときや多発したときは抗菌薬・内服薬を利用する。
ニキビの治療にはイオウ・グリチルリチン酸ジカリウム配合の薬を使いますが、毛嚢炎の場合は抗菌薬を使います。
\市販の抗菌薬も有効/
毛嚢炎とニキビは見た目こそ似ていますが、ニキビ薬を使っても効果はありません。
ただ、どちらも毛穴に細菌が入り込んだときに起こる症状なので、予防方法は同じです。
【毛嚢炎・ニキビの予防方法】
- 肌を清潔に保つ。
- 保湿を充分に行う。
- カミソリを使った除毛は行わない。
見た目でどちらかを判断するのは実は難しかったりしますので、ぽっち周囲のかゆみ具合や芯の有無などで判断するのが一般的です。
普段できたことがないところに出来た場合も、毛嚢炎の可能性が高いですね。
毛嚢炎もつい弄りたくなりますが、むやみに触ると色素沈着を起こしたり、炎症が激しくなる可能性があるので、出来るだけ刺激しないようにするのがポイントです。
原因2. 肌荒れと治し方
脱毛で肌荒れが起きる原因は次の2つです。
- 処理時のアイシングが不足した。
- 処理後の保湿が不足した。
肌荒れは脱毛による熱ダメージなので、保湿が充分ならたいてい予防できます。
脱毛でぶつぶつ毛穴・黒ずみが消える理由
脱毛後に感じやすい毛穴の変化は、ポジティブなものが多いです。
【脱毛後の口コミ】
黒いブツブツが目立たなくなる
黒くブツブツした点の正体は、実は除毛した毛の断面。
断面なのでコレが原因で毛穴が広がったりはしませんが、実際の毛径より太く・はっきりと見えるので、毛穴を強調する要因のひとつに。
脱毛処理で抜いた毛に断面はできないので、新しく生える毛先は細く目立ちません。
また、処理を重ねるたびに除毛する毛自体も減ってくるので、黒いブツブツの数も減っていきます。
【光脱毛器の特徴】
- 脱毛では毛を切断しないので、そもそも断面が出来ない。
- 脱毛効果が出てくると、そもそも除毛する毛が無くなる。
毛穴の中身(毛)が少なくなることで毛穴が縮む
毛は毛穴から生えるので、毛が細くなったり無くなると、物理的&視覚的の両方で毛穴が目立ちにくくなります。
【光脱毛器の特徴】
- 毛ぶんの面積が無くなる・減ることで、毛穴が物理的に小さくなる。
- 毛穴を目立たせる黒色パーツ(毛)がなくなることで視覚的に目立ちにくくなる。
ぼこぼこ鳥肌・黒ずみが落ち着く
鳥肌のような毛穴の盛り上がりや黒ずみ(色素沈着)は、肌荒れ・肌トラブル が起きている証拠。
これらは、カミソリなどの不適切な除毛ケア や乾燥が原因で起こります。
対して、脱毛器を使った処理は 毛をピンポイントに刺激するため、肌ダメージ少なの毛のみを処理できるのが特徴。
不適切な除毛ケアも止めることができるので、荒れていた肌も徐々に落ち着いてきます。
【光脱毛器の特徴】
- 肌そのものを刺激しないので、肌荒れが起きにくい。
- 不適切な除毛を止めることで、肌トラブルも自然に落ち着く。
肌のキメ・ハリ感がアップする
◎肌のキメ・ハリ感アップ
脱毛器の光自体に、肌の健やかさをサポートする効果があります。
肌が健康になると皮膚の水分量・油分量が増えて、毛穴も引き締まります。
乾燥によるくすみ軽減や血色もよくなるので、肌印象も明るくなります。
【光脱毛器の特徴】
- 脱毛器の光自体に、肌の健康をサポートする作用がある。
光の整肌効果
家庭用脱毛器から照射される光自体に、実はさまざまな美肌効果があります。
【クリニックでよく用いられる波長帯域】

- 500nm~755nm:シミ・そばかす
- 755nm~1000nm:たるみ・ツヤ
- 1000nm~1200nm:毛穴引き締め
中でも、IPL方式の光は波長帯域が広く、あらゆる波長域で肌をサポートするのが特徴。
お肌を健やかに保つのに役立ちます。
【IPL光方式の特徴】
- 波長帯域が広い:シミ・そばかす・小じわ・ニキビ跡・赤み・ハリ感など、幅広い肌状態にまとめてアプローチする。
- パルス幅が広い:レーザーと違って広範囲に熱を伝えやすい。
お肌全体が健やかになると、肌のターンオーバーもスムーズに行われるので肌印象も明るくなり、シミが目立たなくなる理由にも♪
クリニックで行うレーザーケアほどピンポイント&強力ではないですが、安全性とお肌サポートの幅広さで大きなメリットがあります。
脱毛で毛穴はなくなる?
脱毛しても毛穴はなくならない
脱毛器で脱毛処理をしてると、毛穴が目立たなくなることは多々あります。
ただし、脱毛したからといって「毛穴が無くなる」ことはなく、毛穴が元々持ってる発汗などの大事な機能は脱毛以前と変わらず機能します。
毛穴の主な機能は次の通り。
皮脂分泌は肌の健康を守る重要な機能のひとつで、コレがなくなると大変なことになります。
【皮脂分泌の役割】
皮脂分泌には、次の役割があります。
- 汗と混ざることで自家製の保湿クリームを作り、肌の乾燥を防ぐ。
- 肌の表面を弱酸性に保ち、雑菌の繁殖を抑える。
毛孔からの皮脂分泌機能は、脱毛で失われるようなことはなく、脱毛後も変わらず維持されます。
また、汗は毛穴ではなく皮丘(盛り上がった肌の中心部分)から分泌されるので、脱毛が発汗作用に影響することもありません。
脱毛によって失われるのは毛のみで、毛穴のそのものが失われたり、毛穴の持つ“肌の健康を守る”機能が低下することはありません。
脱毛器以外の毛穴に負担の少ない処理方法
光脱毛器以外でのムダ毛処理は、いずれも毛穴を目立たせる可能性が高くなるので注意が必要です。
【光脱毛器以外のムダ毛処理の方法】
- 電気シェーバー:刃は肌を直接傷つけないセーフティ機能付きで肌荒れリスクは低い。切断面が出来る以外に大きなデメリットのない除毛器。【毛穴の目立ちにくさ:低】
- ワックス:物理的に毛を引き抜くので、毛穴へのダメージと痛みが大きい。ホット系は肌ダメージが大きく、シュガー系はVIOにも使えるほど優しい成分。【毛穴の目立ちにくさ:低】
- 毛抜き:物理的に毛を引き抜くので、毛穴へのダメージと痛みが大きい。毛が毛穴の中に残りやすく、埋没毛などのトラブルになることもある。【毛穴の目立ちにくさ:低】
- カミソリ:最も肌ダメージ・断面・毛穴トラブルを起こしやすい除毛方法。出来るだけ使わないようにしたい。【毛穴の目立ちにくさ:高】
- 除毛クリーム:強アルカリで毛を溶かすので、肌の弱い方にはそれなりに刺激あり。【毛穴の目立ちにくさ:普】
中でも、要注意なのがカミソリ。
カミソリのお手軽さはNO1ですが、最も利用を避けて欲しいムダ毛処理の方法です。
毛穴の目立ちにくい処理方法
毛穴が目立たない除毛は脱毛器を使うのが1番ですが、脱毛器が手元にない・即効で除毛したいときは、ワックスを使うのがおすすめです。
敏感肌の方・肌ダメージが気になる方は、肌刺激の少ないシュガーワックスがおすすめです。
【おすすめワックス】
◎初心者向けワックス
はじめてワックスを使う方におすすめなのは、温め不要ですぐに使え、肌にも優しいシュガーワックス。
◎除毛力強めを希望する方向けワックス
シュガーワックスは使いやすいですが粘着力は弱め。慣れてきたら溶かすタイプのワックスの方が産毛脱毛にはおすすめ。
使うポイントは2つ。
- ワックスを塗る前に肌にオイルを薄く塗っておくこと。
- ワックスは熱すぎない・冷たすぎない丁度いい温度で塗ること。
◎シートタイプ
面倒な方におすすめなのが、シートにワックス塗布済みのソフトワックス。
レンジ温めも不要で、“貼る⇒剥がす”のお手軽さ。
お手入れ頻度が少ない方・緊急時のケアにとっても重宝します。
ムダ毛の処理方法比較
脱毛前の除毛には、できるだけ肌トラブルの少ない電気シェーバーを使うのがおすすめです。
カミソリと違い、刃が肌に直接触れることもないので肌ダメージが起こる可能性が低く、安全性も高いです。
【毛穴を目立たせる脱毛方法 リスク比較・一覧】
リスク | 電気シェーバー | ワックス | 毛抜き | カミソリ | 除毛クリーム |
肌荒れ | × | △ | × | ◎ | △ |
切断面 | ◎ | × | × | ◎ | △ |
毛穴炎症 | × | △ | △ | △ | × |
埋没毛 | × | △ | △ | ◎ | × |
毛嚢炎 | × | △ | △ | ◎ | × |
痛み | × | ◎ | ◎ | × | × |
◎:リスクはとても低い。ただし、絶対に発生しないわけではない。
×:リスクはとても高い。ただし、必ず発生するわけではない。
脱毛器と毛穴 まとめ
脱毛器には、毛穴を目立ちにくくする効果があります。
【光脱毛器の毛穴効果】
- 毛が毛穴から無くなることで毛穴自体が見えづらくなる。
- 毛が細く・薄くなることで毛穴が目立ちにくくなる。
- 不適切な除毛処理による肌ダメージが減ることで毛穴が目立ちにくくなる。
- 肌が健やかになってハリ・ツヤ感がアップすることで毛穴が目立ちにくくなる。
脱毛器自体に毛穴を小さくするような効果はありません。
が、見え方が変わること+光による美肌サポート のダブル効果は、徐々に毛穴を目立ちにくくするのが一般的です。
そもそもカミソリを使ったムダ毛処理を続けてる方だと、黒ずみ・鳥肌上のブツブツ・毛嚢炎が常態化していることも‥‥。
この場合は、処理方法を光脱毛に切り替えることで肌トラブルが落ち着き、自然と毛穴も目立ちにくくなることが多いですね。
脱毛器を使った処理は、処理する程にお肌の状態もよくなるのも特徴の一つ。
日常のスキンケアに取り入れてコンスタントにケアしていくのはとてもおすすめです。

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