家庭用脱毛器での やけど リスクや原因、万一やけどしてしまった時の対処法などを紹介します。
セルフ脱毛に興味のある方、やけどしたかも?と不安に感じてる方、よろしければ参考にしてください。
脱毛器 やけどする可能性
家庭用脱毛器でやけどする可能性について
脱毛器は、毛にピンポイントで熱ダメージを与えて脱毛を促す機械です。
光が直接肌を焼くことはないものの、毛が密着している皮膚に熱が伝わることで 毛穴周辺の細胞がやけどする可能性 があります。
【光脱毛器の特徴】
- 脱毛器の光はメラニン色素に効率よく熱ダメージを与える。
- 肌の中でも毛に最も反応し、毛以外の皮膚にはほぼ反応しない。
- 毛以外では、メラニン色素の濃い ほくろ・濃いシミ・傷跡、タトゥーなどにもよく反応する。
- 日焼けした肌など、メラニン色素が皮下に散在している場合は皮膚自体にもよく反応する。
脱毛器 やけどする原因
脱毛器でやけどする原因について
家庭用脱毛器でやけどする主な原因は、不適切な使い方とアフターケア不足です。
◎出力が高すぎる
脱毛効果は脱毛器の照射レベルに比例します。
つい高いレベルで処理したくなりますが、高すぎるレベルで照射するとやけどのリスクが高まります。
【照射直後の激しい痛みの意味】
- 照射と同時の強い痛み=その時点でやけどを負った可能性あり。
◎痛みを感じた後の冷却フォロー不足
照射直後に強烈な痛みを感じたときは、まずやけどしています。
早急に冷やすことでその後の回復を早めますが、初動が遅れると深刻なやけど症状になる可能性があります。
【痛みを感じた時の冷却効果】
- 患部の毛細血管を収縮させ、炎症の広がりを最小限に抑える。
- 熱ダメージがほかの細胞に広がるのを防ぐ。
- 痛みを和らげる。
◎脱毛処理後の保湿不足
脱毛処理をした肌は、自覚症状がなくても少なからず熱ダメージを受けて乾燥しやすくなっています。
脱毛処理後の保湿を怠ると、乾燥によるシミやたるみの原因になります。
【脱毛処理後の保湿ケアの役割】
- 熱ダメージによる乾燥予防。
- やけどダメージからの回復サポート。
◎お肌のコンディションによるもの
肌の状態によっては、光ダメージを受けやすくなります。
特に黒ずみや日焼けした肌は、肌そのものに熱ダメージが集中し、深刻なやけどを起こす可能性があります。
【脱毛器を照射できないお肌のコンディション】
- ほくろ
- タトゥー
- 濃いシミ
- 日焼けした肌
- ニキビ跡・肌トラブルによって生じた色素沈着した部位
- 乾燥や摩擦によって生じた色素沈着した部位
脱毛器 やけどを防ぐ方法
家庭用脱毛器でのやけどを防ぐ方法について
家庭用脱毛器を使ったセルフ脱毛の、やけどを防ぐ方法は次の3つです。
◎いきなり高出力で照射しない
レベルと熱ダメージは比例するので、シンプルにレベルを下げればダメージは小さくなります。
特に家庭用脱毛器はレベル調整できるものがほとんどなので、真ん中くらいのレベルで試し打ちしてからレベル調整するのがおすすめです。
また、痛みの感じ方は毛質・部位・当日のコンディションでも変わるので、毎度×部位ごとに細かくレベル確認しながら照射していくのが、やけどを防ぐポイントです。
- 部位ごと・日ごとに試し打ちしながらレベルを微調整する。
◎照射前にアインシングをする
レベルを下げれば痛みは発生しませんが、満足のいく脱毛効果も得られない可能性があります。
照射レベルは、照射前のアイシングケアと組み合わせて調整するのがおすすめです。
ちなみに、ワタシの経験では10秒ほどアイシングした後に照射すれば、かなりの高レベルでも痛みはほぼ発生しなくなります。
- 照射前に充分なアイシングさえすれば、やけどのリスクはかなり抑えられる。
◎照射後にアイシングをする
やけどリスクを極限まで避けたいときは、照射直後にアイシングするのも有効です。
照射前と違い、痛みを感じなければ数秒程度でも充分。自覚症状のないやけどや乾燥も、かなりの確率で防いでくれます。
- 照射時に痛みを感じなかったとき:数秒でも効果的。
- 照射時に強い痛みを感じたとき:少なくとも2~3分は冷やす。
脱毛器 やけどの程度・判断
家庭用脱毛器のやけどの程度と判断方法について
脱毛器によるやけどは範囲が小さく、普通のやけどと違って目視で判断しずらいのが特徴です。
見た目だけではなく、次の症状を感じたらやけどの可能性を疑います。
【やけどの判断基準】
- 照射直後に強い痛みを感じた。
- 照射後30分を過ぎても熱感がとれない。
- 照射後30分を過ぎても軽度の痛みがとれない。
- 照射後30分を過ぎても照射したエリアの赤みがとれない。
家庭用脱毛器ではあまり起きないですが、もし照射箇所に水膨れが出来たときは病院で受診するのをおすすめします。
水ぶくれがおきたときの熱ダメージは、真皮層にまで達してしまった状態。ダメージの深さによっては、痕になる可能性もあります。
- やけどは、真皮層に届くような深いダメージでも、素人目には判断できないことも多いのが特徴。
- 迷うとき・少しでも気になるときは自分で判断せずに、皮膚科を受診してください。
脱毛器 やけどした時の対処
家庭用脱毛器でやけどしたときの対処法について
家庭用脱毛器でやけどした時のケアのポイントは次の3つです。
【脱毛器でやけどしたときの対処法】
- 速やかに冷やす。
- 充分に冷やす。
- 充分に保湿する。
やけどしたときに最も効果的なケアはとにかく速やかに冷やすこと。
処置が早ければ早いほど、後のダメージの範囲を抑え、回復スピードを速めるのに役立ちます。
どれくらい冷やせばいいか?というと、基本は痛みがなくなるまで。
仕上げは保湿ですね。
やけどダメージは著しく肌を乾燥させるので、1回で済ませるというよりは、小まめに複数回に分けて保湿するのがおすすめです。
保湿が不足すると、皮膚剥離・色素沈着・シミ・肌荒れなどの原因になります。
◎腫れ・水ぶくれが見られるやけどについて
基本的に、家庭用脱毛器で起こるやけどはⅠ度熱傷にあたる軽度なケースがほとんどです。
腫れ・水ぶくれが目視できる場合はダメージが大きいので、皮膚科を受診するのがおすすめです。
【熱傷レベル 比較・一覧】
項目 | Ⅰ度熱傷 | Ⅱ度(軽)熱傷 | Ⅱ度(重)熱傷 | Ⅲ度熱傷 |
深さ | 表皮まで | 真皮浅部 | 真皮深部 | 脂肪組織 |
症状 | 皮膚に赤み | 腫れ・水ぶくれ | 腫れ・水ぶくれ | 蝋化 |
痛み | ヒリヒリ | 強度の痛み | 軽度の痛み | 無痛 |
痕の残りやすさ | 残らない | 一時的色素沈着 | 残りやすい | 残る |
治癒期間 | 数日 | 1~4週間 | 1~4週間 | 1ヶ月以上 |
受診 | 不要 | 要 | 要 | 要 |
参考:日本創傷外科学会
脱毛器 やけどにおすすめの市販薬
脱毛器 やけどにおすすめの市販の薬について
水ぶくれができるようなやけどの場合は、水泡を潰さないように布などでくるんで病院に受診しましょう。
そこまで重症でない場合は、市販のやけど薬を使った方が腫れ・痛みは早く治まります。
極軽度のものなら、ワセリンでも充分ですが、ヒリヒリとした痛み・赤みも見られるようなら、抗炎症・殺菌作用や、硬質化するお肌を柔らかくしてくれる肌軟化作用のある処方薬がおススメです。
\極軽度のやけど・保湿対策におすすめ(敏感肌・赤ちゃん対応)/
◎腫れ・ヒリヒリするやけどにおすすめの市販薬
- やけど肌に必要な要素を備えた、バランスの良い市販薬。
- 有効成分:酸化亜鉛/フェノール/サリチル酸/イソプロピルメチルフェノール/ヨークレシチン
◎痛みが強いときにおすすめのステロイド系軟膏
- 強い痛みにはステロイドが効果的。
- 皮膚の弱い方にも優しく、万能性のあるおすすめのステロイド系軟膏。
※症状がひどいときは、自分で判断せず皮膚科を受診してください。
脱毛器 やけどリスクの小さいサロン・医療脱毛の選び方
やけどリスクの小さいサロン・医療脱毛の選び方について
家庭用脱毛器は、サロン・クリニックで使う機械よりもパワーが小さく安全性も高いですが、効果を出すためのパワー調整やアイシングはちょっとした手間と感じる場合も…。
そう感じてしまう方は、思い切ってサロンや医療脱毛を利用してしまうのも手です。
ちなみに、脱毛器に伴うやけどリスクは家庭用脱毛器よりも高く、やけどに不安を感じるなら、ドクターが常駐する脱毛クリニックの方がダンゼンおすすめ。
クリニックを選ぶポイントは次の通りです。
【やけどリスクの低い脱毛クリニックの選ぶポイント】
- 利用器械:最新機器ほど痛み・やけどがしにくくい。
- 脱毛方式:やけどリスクはレーザー・IPLよりも蓄熱式の方がリスクが低い。
- 施術実績:経営年数・院数の多いクリニックほど実績が高い傾向。
- ドクターサポート&無料処方箋:万一の時は即時診断&無料処方までしてくれるのは安心。
◎リーズナブル×蓄熱式で永久脱毛できる医療クリニック 3選
最安値は、パーツ脱毛がリーズナブル価格でパッケージされているTCBクリニック。
TCBクリニックは全国展開の大手クリニックで、技術・実績ともにトップクラスなのもおすすめポイント♪
TCBクリニック | じぶんクリニック | ミラクリニック | |
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プラン内容・回数 | 全身VIOなし 5回 | 全身+顔+VIO 4回 | VIO 5回 |
プラン料金 | 98,000円 | 101,200円 | 89,980円 |
途中中止・返金 | ◎ | ◎ | × |
痛み | 蓄熱式:弱め | 蓄熱式:弱め | 蓄熱式:弱め |
クリニック数 | 55院 | 24院 | 4院 |
使用脱毛器 | メディオスターNxt Pro | ソプラノチタニウム | 次世代ダイオード |
サポート&処方箋 | ◎ | ◎ | ◎ |
詳細・公式サイト | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
脱毛器 やけど|まとめ
家庭用脱毛器は、サロン・医療用と比べると出力が小さく安全性も高いです。
ですが、やけどのリスクはゼロではありません。
ちなみに、家庭用脱毛器でやけどする原因は、ほとんどが”誤った使い方”と”不十分なアフターケア”です。
ポイントを押さえて正しく使えばやけどは起こりにくいですし、おこってもダメージを最小化できるので安心していいと思う。
【家庭用脱毛器でやけどをおこさないポイント】

- 照射出力を上げ過ぎない。
- アイシングをしっかり目に行う。
- 強い痛みを感じたら速やかに充分冷やす。
- 脱毛処理後は保湿ケアを充分に行う。
脱毛器のやけど症状は目視では判断しにくいので、強い痛みを感じるようならすぐにキンキンに冷やすのが正解。
また、腫れ・痛みが翌日まで続いたり、自分では判断できないようなら、皮膚科での受信も検討してください。
自分でやるのが不安な方は、ドクターが常駐&万一の際にフォローしてくれる医療クリニックでの脱毛もおすすめ。
中でも、痛み・やけどが不安な方におすすめなのは、蓄熱式&最新機器を備えたクリニックです。
ちなみに、ワタシはアイシングしっかりやる派なので、手持ちの脱毛器の照射パワーMAXでもやけどしたことは1度もありません♪
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