話題のヒト幹細胞エキスを使ったクロノセルに、シミケア を期待している方は少なくないようです。
クロノセルのシミへの口コミ・成分から見たシミ消し効果・実際に使用してみた感想を交え、クロノセルのシミ効果について解説していきます。
気になっていた方、よろしければ参考にしてください。

クロノセルの「シミ消えない」口コミ・評判
クロノセル「シミ消し効果あり」の口コミは全体の3%以下
クロノセルでは、そもそもシミについて口コミしている方が少なく、全体の約3%くらいしか見つけることが出来ませんでした。
うち、67%が効果があった・33%が効果がなかったという結果です。
口コミの反応数からみると、クロノセルのシミ効果はそれほど大きくないことが分かります。
当然ながら?悪くなったという口コミもないので、「シミ効果があった!」という反応自体も、実は整肌効果による肌印象の変化が大きかったのかなという印象です。
クロノセル効果とシミ消えない
ハイドロキノン+アスコルビルリン酸のシミ効果
実を言うと、クロノセルは公式サイトを見てもシミへの効果は謳っていません。
なんでクロノセルにシミ効果が噂されているかというと、ハイドロキノンとアスコルビルリン酸が処方されているからだと推察します。
ハイドロキノンは、 メラニン生成を抑制 する効果が高いことで知られる成分です。
\ハイドロキノン作用イメージ/
ただし、成分が変質しやく量によっては副作用も出やすいため、含有量が多い(4~5%以上)場合は医師による処方が必要な成分です。
ちなみに、化粧品に処方できるのは 2%が上限 となっています。
◎主な作用
- メラニンの生成を抑制する。
◎デメリット
- 酸素や光で変質しやすい。
- 含有量が増えると医師の処方が必要。
ハイドロキノン自体には、メラニン色素を薄くする還元作用があり、クリニックでも処方されるほどシミには効果的な成分です。
が、成分の効果はあくまでも配合量次第。
クロノセルに含まれているハイドロキノン濃度はそれほど高くなく、劇的にシミを薄くする効果は期待できません。
あと、アスコルビルリン酸Na(ビタミンC誘導体)もメラニン生成を抑えるのに役立つ成分ですが、コチラもそれほど濃度は高くないので効果としては弱めですね。
全体的なシミ効果としては、一般的な美白系化粧品同様、メラニンの生成を若干抑える程度と考えるのが自然です。
その代わり、肌刺激も少なくどんな場所にも使えます。
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ポイントは配合量で、市販で許容されている最高濃度(2%)を使うのが最も効果的♪
クロノセルでシミ消えない?使ってみた・レビュー
クロノセル シミへの使い心地
ワタシがクロノセルを実際に使った時の使い心地は次の通り。
【クロノセルの使用感】
- つけ心地:ほぼ液状。コレで伸びるのか?不安になるも、所定の量で充分伸びる。
- 保湿力:とても良き。単体利用は流石におすすめしないけど、ブースターとして使うと格段に持っちりする。
- ハリ:割とつけた直後から翌朝くらいまではハリを感じる。猫背が急に背筋伸ばしたカンジ。
- 頻度・使用量:朝2プッシュ・夜3プッシュ(規定どおり)。
経過と変化のレビューは次の通り。
◎1ヶ月目の変化
一番感動したのは使用初日。
「肌が手に吸い付くような!?」という実感を初回からもてた数少ないコスメ。
クロノセルのあとにつけた化粧水・美容液の馴染み具合は段違いで、たぶん3日くらいは普段の1.3倍くらい消費したように思います。
保湿力・持続性もクロノセルありと無しでは文字通りワンランク違う感じ。
スペシャルケアで使ってもよいくらい、上質なもっちり加減があって、軽く病みつきになります。
- シミ:薄いもの2ヵ所ほどをチェックしていましたが、特に目立った効果は感じない。
- ハリ:引き締まった感はある。
- ツヤ:乾燥くすみがあったのか、若干透明感が出てきた感じ。
- ふっくら感:触ると柔らかくなった感じ。
◎2ヶ月目~4ヶ月目
使用感は1ヶ月目と変わらず。
慣れたもので、もう感動はしない。
- シミ:薄いもの2ヵ所ほどをチェックしていましたが、やや薄くなったかな…というレベル。ただし、全体的にワントーン明るい印象にはなった。
- ハリ:つけると良いというよりは、つけない日にハリの無さを感じて、「あぁ…こんな違うんだ」と実感する日々。
- ツヤ:4ヶ月前と比べると、きちんと透明感が出てきた感じ。自己満でも嬉しいものは嬉しい。
- ふっくら感:肌は確実に柔らかくなった。毛穴レスとはいかないまでも満足の仕上がりに。
クロノセルをシミに使ってみたけど大きな変化はなかった
ワタシのシミはそれほど目立つものではありませんでしたが、4ヶ月毎日使っても大きな変化は感じませんでした。
クロノセルは、公式ページで訴求しているように、シミよりもハリ・ツヤ感の方がはるかに実感し易く、乾燥小じわくらいだったら数日でも変化を感じられるのでは?と感じました。
単品使いは流石に保湿不足になるので、その他化粧水・乳液との併用は必須です。
40過ぎたら毎日使いたいコスメですが、若い方なら、疲れた日・週末・大事な日の前に使うスペシャルケアとしてもおすすめです。
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クロノセルのシミ消し成分
クロノセルのシミ消し成分の安全性は高い
クロノセルに処方されている主なシミケア成分は刺激弱めで、肌トラブルを起こす可能性は低いと思います。
- ハイドロキノン:配合量が少なく、肌刺激を起こしにくい。
- アスコルビルリン酸Na:ピュアビタミンCと違い、肌に浸透してから変質するビタミンC誘導体なので、そもそも肌刺激が少なくトラブルになりにくい。
どちらにも共通しますが、シミへのサポートが少ないぶん、肌刺激も少ないのが特徴です。
ちなみに、クロノセルの大部分を占めるヒト幹細胞エキスは、人間の皮膚とは親和性が高く、肌トラブルが起きにくい成分です。
ヒト幹細胞エキスとは、幹細胞培養時に使った培養液から抽出された成分です。
幹細胞自体は医療や実験のために取り出されるので、培養液の中に幹細胞自体を取り残すことはありません。
\幹細胞エキスの抽出方法 図解/
幹細胞エキスは、幹細胞の培養後に残る成長因子や良質なたんぱく質を取りだしたもので、ヒトの幹細胞そのものを全て取り除いた培養液の上澄みが原料となります。

【幹細胞エキスの作り方】
- 培養液に幹細胞を入れる。
- 培養済みの幹細胞を取りだす。
- 培養液に残った成長因子などを抽出する。
※培養した細胞そのものは、余すことなく研究機関で利用されます。
なお、培養終了後の培養液には、幹細胞の培養時に分泌された成長因子や酵素、コラーゲン、ヒアルロン酸などがたっぷり含まれていて、それらの有用成分のみを抽出したものがヒト幹細胞エキスと呼ばれ、コスメなどに広く利用されています。
クロノセルのシミ消し評価と使い方
シミ消し評価.日焼け止め併用は必須
ワタシ的には、クロノセルでシミ消しは出来ないと評価しています。
なので、クロノセルはシミケアとしては使わず、日焼け止めを小まめに塗って新たなシミを作らいように徹底するのがおすすめですね。
シミ消し評価.乾燥くすみ改善で肌のトーンアップ
ちなみに、クロノセルの潤い力は高めなので、肌のハリ・ツヤが整うことで乾燥くすみを改善。
肌印象が明るくなる効果は期待できます。
シミ消し評価.整肌効果でターンオーバーケアに有益
肌が整ってターンオーバーもスムーズになると、皮下にあったシミも自然と排出されるため、自ずと薄くなっていくのはごく自然なこと。
結局のところ、シミケアは常日頃からのUVケアが最も効果的です。
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ポイントは配合量で、市販で許容されている最高濃度(2%)を使うのが最も効果的♪
クロノセルでシミ消えない まとめ
クロノセルは、成分・処方を見る限り、シミ効果はそれほど高くありません。
実際、クロノセルはシミケア向けのコスメではないですい、「シミ消えない!」となるのはむしろ当然のことです。
なお「シミ消える」の噂は、ハイドロキノンとアスコルビルリン酸Naが処方されているからだと思いますが、量の少なさからシミに特化した効果は見込めないのがリアルな評価。
ただし、潤い・ハリ・ツヤ感は素晴らしく、年齢を重ねた肌には不可欠なのでは?と思えるほどの満足感を得られる優れた美容液です。
シミにはちょっと…ですが、クロノセルも常備しておきたいコスメの一つです。
【クロノセルの特徴】
- ヒト幹細胞エキス3種*1を贅沢にブレンド。
- ヒト由来(動物性)のエキスだから肌馴染がよい。
- 3つのペプチド配合*2でお肌に潤いをプラス。
- 安心の国内生産品。
*1:ヒト脂肪細胞順化培養液・ヒト繊維が細胞順化培養液・ヒト骨髄幹細胞順化培養液
*2:ヒトオリゴペプチド-1・ヒトオリゴペプチド-13・合成ヒト遺伝子組換ポリペプチド-31




