赤ちゃんの寝起き二重は将来二重の兆候ってホント?
赤ちゃんの二重の予兆や変化、可能性についてまとめたので、気になる方、よろしければ参考にしてください。
赤ちゃんの寝起き二重は見込みあり?
寝起き二重はぱっちり二重になる可能性あり
生まれたばかりの赤ちゃんのまぶたは、一重が普通です。
赤ちゃんの二重にはじめて気づくのは、ぱんぱんだった顔が少しずつほっそりしてくる生後3ヵ月くらいした 寝起き時の二重 でしょう。
この時期で寝起き二重になる子、まぶたにラインが見える子は、将来二重になる可能性が高いです。
生まれたばかりの赤ちゃんが一重の理由は主に3つ。
- 出産後の浮腫でまぶたが腫れている。
- 脂肪が多くてまぶたが厚い。
- あまり動かないからまぶたの脂肪も減らない。
特に、3ヶ月未満の赤ちゃんは、顔全体の浮腫み+脂肪による瞼の厚さが残っているので、はれぼったい一重になっているのが一般的。
赤ちゃんと二重になる目の特徴
二重まぶたになる条件はちょっと複雑で、先天的な要素と後天的な要素が組み合わさってできます。
そのため、二重になったり一重になったり、どちらかを行き来する人もいます。
【二重まぶたを作る要因】
- 先天的な要因:まぶたを持ち上げる筋肉・穿通枝の位置や力。
- 後天的な要因:脂肪や浮腫み。
二重になる目の特徴1. 先天的な素質は穿通枝の位置や量
二重の素質は、まぶたを持ち上げる穿通枝という細い健の位置や密集具合次第です。
【二重まぶたの仕組み】
二重まぶたとは、穿通枝で引っ張られた瞼と動かない瞼の境界で作られる”ひだ”のこと。
穿通枝に「ある程度の密集地帯や量」がないと、構造的に二重にはなりえません。
年齢を重ねると穿通枝が生えてくるかというと、年齢を重ねても生えてこないというのが今の定説です。
ちなみにこの構造、見た目では判断できません。
二重になる目の特徴2. 後天的な要因は脂肪の量や浮腫み
二重の素質があっても、二重にならない場合があります。
その要因は、主に次の3つ。
【二重まぶたの後天的要因】
- まぶたの脂肪の量・つき方
- まぶたの浮腫み
- まぶたの腫れ
成長の過程で一重⇔二重になったりたまに二重になる人がいるのは、後天的な要因が絡んでいることがほとんど。
【脂肪・浮腫みとまぶたのパターン(素質ありの場合)】
- 瞼全体に脂肪がついている・浮腫みがある:一重。
- 瞼に適度な脂肪がついている:二重。
- 瞼の一部に腫れ・浮腫みがある:一時的に二重。
二重になる目の特徴3. 3ヵ月~1歳のライン・寝起き二重の有無
二重まぶたの素質・可能性は、ある程度時間が経つと判断できます。
【赤ちゃんの二重まぶたの素質・可能性を確認する方法】
- 確認できる時期:生後3ヵ月くらい。
- 素質のサイン:まぶたに二重のラインが見える・寝起き時など、時々二重になる。
目安が生後3ヵ月くらいなのは、出産時の浮腫みが引いて一旦ほっそりしてくる時期。
このころになると、寝起き直後は更に浮腫みが取れるので、素質のある子は二重になる時が増えてきます。
なお、浮腫みが引く時期については個人差があり、赤ちゃんによっては前後します。
- 二重まぶたの素質が見られたからといって、まぶたは先天性+後天性の要因で作られるので、将来的に必ず二重になるとは限りません。
- この時期を逃しても、この後の成長タイミングで二重になったり、一重に戻ることもあります。
赤ちゃんが寝起きで二重になるのはなぜ?
赤ちゃんの寝起き二重は浮腫みが影響する
赤ちゃんの寝起き二重がおこる理由は2つです。
- 睡眠でまぶたの浮腫みが一瞬取れたから。
- まぶたを刺激して部分的に腫れたから。
どちらも一過性のもので、しばらくすると元に戻ります。
ちなみに、コシコシしたあとになる二重はただの偶然ですが、寝起き二重は将来的に二重になる可能性は高いと思います。
赤ちゃんの二重はいつから?
人が成人するまでに二重になるタイミングはおおよそ3回。
身体の成長のタイミングと連動します。
二重になる時期 1回目.生後3ヵ月から1歳くらい
最初の時期は、生後3ヵ月~1歳。
3ヶ月くらいまではほとんど動かなかった赤ちゃんも、このころから寝返りや動きが活発になります。
身体の活発さ応じて余分な脂肪も減り、早い子ではこのくらいから寝起きまぶたにラインがつき、定着してきます。
二重になる時期 2回目.3歳ころ~
2回目の時期は、およそ3歳ころ。
3歳くらいになると、走り回るなどの運動量がぐんと上がる時期。
骨格・体系なども変わりやすい時期で、まぶたも変化しやすくなります。
二重になる時期 3回目.11歳ころ~
最期の時期は、思春期の11歳~。
思春期は、人生の中で最も体形が変わる時期で、急激な身長の伸びや脂肪の付き方、毛の生え方などに著しい変化が起きます。
まぶたの変化時期としてはもっとも遅いですが、このころに二重になる子もいます。
赤ちゃんの二重と遺伝
二重まぶたは遺伝要素です。
よって、両親のまぶたの影響を受けます。
二重は優勢遺伝だから両親が二重なら遺伝しやすい
二重まぶたは、両親とも二重の場合だと50%の確率で遺伝します。
【二重まぶたの遺伝子:前提】
まぶたの遺伝子は2種類。
一つは二重の特徴を持つ優勢遺伝。もう一つは一重の特徴を持つ劣勢遺伝です。
優勢遺伝を(A)、劣勢遺伝を(a)とした場合、人間の遺伝子パターンは次の3つです。
- AA:二重
- Aa:二重
- aa:一重
※二重の方が優勢遺伝なので、Aaは二重になります。
赤ちゃんも両親から1つずつ遺伝子を受け次いで、上記3つのいずれかのパターンになります。
ちなみに、両親がどちらも二重だとしても、それぞれ Aaの二重 か AAの二重 なのかは判断できません。
理論上は、両親二重で50%~100%の確率・片親二重で25%の確率と考えるのが妥当です。
【両親の遺伝子タイプと子供が二重になる確率 A優勢遺伝・a:劣勢遺伝】
父/母 | aa(一重) | Aa(二重) | AA(二重) |
aa(一重) | 0% | 25% | 75% |
Aa(二重) | 25% | 50% | 75% |
AA(二重) | 25% | 75% | 100% |
赤ちゃんの二重から一重の可能性
二重になっても一重になる可能性はある
いったん二重になったまぶたでも、一重になる場合があります。
赤ちゃんの二重まぶたが一重に戻る原因は次の3つです。
- 脂肪
- 浮腫み
- 腫れ
うち、一過性のものですぐに解消するのは「浮腫み」・「腫れ」です。
温かいタオルを使った温湿布をまぶたに当てるなど、浮腫みを解消してあげることですぐに戻ります。
何かの刺激で腫れてしまったときは、医師の指示に従って冷やすか、処方薬で炎症を抑えます。腫れが引くと二重に戻ります。
脂肪が増えて一重になった場合は、次の成長タイミングに期待するしかありません。
赤ちゃんの一重を二重にする方法
アイプチのように「赤ちゃんのうちにまぶたを矯正できればいいのに?」と、考えるパパママもいます。
でも、赤ちゃんの肌はとてもデリケート。アイプチも含め、二重の癖付けや手法ははっきり言って眉唾なので、結論から言えば何もしない方がいいです。
ちなみに、赤ちゃんの一重を二重にする方法として有名なのが次の2点です。
赤ちゃんのまぶたを優しくなでる
一つ目のやり方は、まぶたマッサージです。
【やり方】
- 赤ちゃんが寝るのを待つ。
- 赤ちゃんの目頭からそっと目尻のほうへマッサージするように撫でる。
目的は、まぶたをマッサージすることで血行を良くし、脂肪の燃焼を助ける。とのこと。
ただ、余程滑らかな綺麗な指でないと赤ちゃんの肌を傷つける可能性がありますし、ほんの数回でも赤ちゃんにとっては刺激になって腫れることもあります。
愛情表現+おまじないとして?ほんの数回触るくらいなら問題ないとは思いますが、あまり積極的にはやらないのが賢明です。
赤ちゃんのまぶたに癖付けする
二つ目に知られるやり方が、まぶたに癖付けする方法です。
【やり方】
- 赤ちゃんが寝るのを待つ。
- 綿棒などを使ってライン付け&癖付けをする。
コレ、かなり広くネットに拡散していますが、たぶん眉唾です。
一重まぶたに二重の癖をつけるには目を開ける必要があり、瞑った目に癖付けるのは不可能です。
忠実にやろうとすると、相当おめめをイジイジした挙句に、両手で固定しないといけないはず。
不要に触り過ぎてまぶたを腫れさせたり、細菌やウイルスの感染による結膜炎やものもらいの原因にもなるので不用意に弄らないのが何よりです。
- 赤ちゃんを二重まぶたにする方法はない。
- 巷にある赤ちゃんを二重まぶたにするノウハウは眉唾でリスクが大きい。
- 例え成功したとしても、子供にとって良い選択なのかはわからない。
赤ちゃんの寝起き二重|まとめ
赤ちゃんの寝起き二重は、将来的に二重になる可能性のある兆候のひとつ。
ただ、二重瞼は成長とともに変化する体格・体質・後天的な要因が絡むので、素質はあっても確実性はありません。
【二重まぶたの要因】
- 遺伝
- 筋肉の付き方
- 脂肪の付き方
- 浮腫み
- 腫れ
◎赤ちゃんの一重を二重にする方法について
ネットには、赤ちゃんの一重を二重にする方法がいくつか出回っていますが、どのやり方も眉唾で、むしろリスクの方が高いです。
一重にもいろんなタイプがありますし、輪郭や個性によっては二重よりよっぽど魅力的な場合も少なくありません。
今は一重でも、成長過程で何度か変化することも珍しくないですし、あまり気にせず温かく見守ってあげるのが何よりなのかなと思いますよ。
【 子育て世代の寝不足は光目覚ましで整える! 】
パパ・ママ&赤ちゃんの寝不足は、光目覚まし(トトノエライト)でまとめてケアするのがおすすめ。

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